マルセン財団

第21回マルセンスポーツ文化賞

マルセンスポーツ大賞

ユーリ阿久井 政悟
令和6年1月に行われた世界ボクシング協会(WBA)フライ級タイトルマッチで、挑戦者の倉敷市出身の同級1位のユーリ阿久井政悟氏が、王者アルテム・ダラキアン(ウクライナ)に3-0の判定勝ちを収め、岡山県内ジム所属選手として初の世界王者になった。その活躍は多くの県民に感動を与えた。

マルセン特別賞

前田 穂南
令和6年1月に開催された第43回大阪国際女子マラソンで第2位(日本人選手トップ)となり、日本新記録をマークし、2024パリオリンピック日本代表に内定した。その活躍は多くの県民や女子マラソン界に感動を与えた

マルセンスポーツ賞

片山 結愛
令和5年7月ブラジルのパラ・デ・ミナスで開催された第3回世界デフ・ユースバドミントン選手権大会女子ダブルスにおいて第1位となり、併せて開催された第6回世界デフバドミントン選手権権大会でも混合団体戦第2位、女子ダブルス第3位の好成績を収め、聴覚にハンデを持つ多くのアスリートや県民に感動を与えた。
河本 昭義
大阪国際高等学校(旧帝国女子)の女子バレーボール部をインターハイ・国体・春高バレーの3冠達成に導くなどの実績により、平成5年(1993)に東芝の監督に就任。東芝休部後、平成11年(1999)に富山県を拠点とし、日本初の市民クラブチーム「シーガルズ」を創立。平成13年(2001)には岡山県へと拠点を移し、平成18年(2006)には「岡山シーガルズ」と改称。名実ともに岡山に根ざした地域密着型のチームとして、国体での5連覇・10度の優勝、Vリーグで2度の準優勝を果たすなどの輝かしい実績を残している。  また、競技活動に加えて、バレーボール教室や人権啓発をはじめとする各種啓発活動、人間形成を題材とした講演など、年間200回にもおよぶ地域貢献活動に取り組んでいる。
中西 絢哉
ドイツのベルリンで開催された2023年世界アーチェリー選手権大会において、男子団体3位入賞という快挙を成し遂げ、パリオリンピック アーチェリー競技の団体と個人の両方に日本代表として内定した。社会人2年目での飛躍は県民に感動を与えた。
西畑 美希
就実高等学校女子バレーボール部監督として、熱心な指導により多くの功績を収めたチームを育成し、複数回の全国制覇に導いた。また、指導者として多数の有名バレーボール選手を輩出し、多くの県民に感動を与えた。

マルセン文化賞

大森 静佳
岡山での高校時代に短歌と出会い、在学中から「毎日歌壇」へ投稿するなど高校生歌人として才能を開花させた。大学へ進学と同時に「京大短歌会」、「塔短歌会」へ入会し、短歌界で最も権威のある新人賞の一つ「角川短歌賞」を受賞する。高校生活で魅せられた短歌を起点に、日本の短歌界を代表する歌人へと成長を遂げ、「塔短歌会」の編集委員を務める傍ら、短歌賞選考委員など多方面に亘り短歌界で活躍している。
白石踊会
白石踊は、白石島に伝わる伝統的な盆踊りで、昭和51年5月に国の重要無形民俗文化財に指定され、島民が一丸となって保存・伝承活動に取り組んでいる。また、中国・四国ブロック民俗芸能大会をはじめ数々の島外の大会に出場する中、令和4年11月には「風流踊」としてユネスコ無形文化遺産に登録され、白石島の魅力を全国に発信している。

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